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熟睡に至る睡眠の四段階とレム睡眠
疲れや眠気がとれない方も睡眠のサイクルを守って寝ることで朝の目覚めをよくすることができます。体の疲れをとる睡眠のサイクルを知ることで、普段の睡眠の質を高めことができるのです。

では、睡眠のサイクルはどういったものなのでしょうか?
第一段階(入眠期)
眠りについてから2、3分間の浅い眠りです。
眠気を感じながら、うつらうつらしていて、ただ、外部から刺激を受けるとハッと目が覚める状態です。
脈拍は少し遅くなり、呼吸も低下し、眼球の動きは振り子のようにゆっくりと左右に動いている状態です。
第二段階(浅眠期)
入眠期ごの眠りで約10分間ぐらいの状態です。
小さな物音ではあまり気づかず、いびきをかきやすいのもこのときです。
第三段階(中等度睡眠期)
脳波は緩やかになり、脈拍も一段と遅くなり、意識は無くなって、眼球も動かなくなります。外的刺激を与えても、目が覚めにくい状態で、二十~三十分ぐらいつづきます。
第四段階(深眠期)
深い眠りの時期で、脳波はさらにゆるやかになり、脈拍は50~60ぐらにおちます。眼球も動かず、体もほとんど動かない状態になります。
時間にして30~50分ぐらいです。
そして、体の疲れを取ってくれる時間、レム睡眠
レム睡眠
第四段階の後の20分ぐらいの睡眠をレム睡眠といわれます。
この睡眠は入眠期と似ていて脳の眠りは浅いのに、肉体は深く眠っているという不思議な睡眠形態に移ります。
眼球が急速に動いていることも有名です。
レム睡眠が一番からだの疲労を回復してくれる時間です。
そしてまた、第二段階→レム睡眠→第二段階と寝ている間にぐるぐるとサイクルを回っているのです。
一つのサイクルがだいたい1時間30分ぐらいであるのでこの倍数で寝ることで、疲労が回復しやすくすっきりした目覚めを感じることができるようになるのです。